ヘルスケアブランド「Sleepisol(スリーピーソル)」は、日本唯一の繊維学部を持つ信州大学との共同研究をスタートした。その研究を率いるのが、感性工学を専門とする吉田宏昭教授だ。微弱電流が脳波に与える影響、そして開発の背景にあった「人と人とのふれあい」について、教授に語ってもらった。
Faculty Interview
脳が休めない時代に。感性工学が解き明かす、Sleepisolという「子守歌」
国立大学法人 信州大学 繊維学部 感性工学研究室 教授
吉田 宏昭
よしだ・ひろあき
CHAPTER 01
Part 1. 優しさから生まれたテクノロジー、「Sleepisol」との出会い
でもやはり、一番の理由はLeesolのLee CEOの優しさに感動したことです。2026年1月にLee CEOに直接お目にかかる機会がありました。その時、Lee CEOから、「奥様が頻繁な出張による不眠に悩まされており、何とかしてあげたいと考えて、Sleepisolを開発した」と伺いました。その優しさに触れ、是非、お力になりたいと思い、共同研究を開始しました。つまり、“ひと”と“ひと”との触れ合いが共同研究のきっかけです。
もう一つの要因は寝具そのものです。皆さんがお使いの敷き布団やマットレス、どのような構造ですか?おそらく、どの部位も同じ厚みで均一な素材ではないでしょうか。しかし、実はちょっと昔の敷き布団はそうではなかったのです。日本の布団作りの基本は「腰を厚く打て」であると、共同研究先の寝具専門店から教わりました。「敷き布団を作る際に、臀部が接する部位は少し嵩高くしろ」という意味です。実際に、臀部周辺を少し嵩高くした敷き布団を用いて睡眠実験したところ、寝た際の臀部の沈み込みが軽減し、寝返りがしやすくなり、寝心地も向上することが確認できました。日本の先人たちが寝心地の本質を理解していたという事実に驚きました。このように物理的な要因である身体の疲労は、体を支えてくれる良い寝具で和らげることができます。しかし、スマホなどによる「脳の疲労(覚醒状態)」は寝具だけでは解決が困難です。脳波に直接働きかけ整えてくれるSleepisolのような技術的アプローチが、現代人にとって必要不可欠であると考えています。
Interview Product
Sleepisol+(スリーピーソルプラス)
入眠の約2時間前の使用で、質の高い睡眠をサポート。
脳波に近い微弱電流で、休息モードへ
CHAPTER 02
Part 2. Sleepisolを実証する科学、信州大学感性工学研究室
さて、繊維学部の歴史は長く、日本初の官立蚕糸専門学校として1910年に創立されてから110年以上続いており、現在では日本唯一の繊維という名を冠する学部です。養蚕や製糸、繊維機械などの“繊維”に関わる研究や教育をしてきましたが、“繊維”は生まれてから死ぬまでずっと24時間身につけているものなので、“繊維”と“ひと”との関係である着心地を研究する必要があります。そこで、“ひと”と“もの(繊維)”との関係を扱う感性工学が繊維学部に誕生しました。今では、“繊維”だけでなく、寝具、椅子、靴など日常生活の中で私たちが触れる“もの”も研究対象になっています。
しかし、感性は個人個人によって感じ方が異なり、どうしても主観的で曖昧です。私は逆さ霧が幻想的であると感じますが、違う印象を持たれる方もいるでしょう。そこで感性工学では、この感性に対して工学的手法でアプローチし、客観的に評価しようとします。つまり、主観的で感覚的な側面と客観的で定量的な側面を結びつけるものが感性工学といえるでしょう。
次に卒業生ですが、“もの”づくりに対する意欲が強いので、自動車やインテリアなどの製造業に進むことが多いです。最近は、“もの”そのものを製造する企業に就職する学生や“もの”そのものを設計したいと考えて企画職を志望する学生もいます。
一方で、Sleepisolは頭部に装着するため、どうしても心理的抵抗感が生じやすいです。しかし、同じように頭部に装着するヘッドフォンはどうでしょうか。抵抗感が少ないのではないでしょうか。これは音楽を聴くという目的があるために問題になりにくく、さらに、音楽を通して生活に潤いを与え、生活の質自体が向上しているからです。Sleepisolもヘッドフォンと同じように、別の目的や価値を兼ね備えさせ、日常的に使っていただけないかと日々研究しています。
Interview Product
Sleepisol+(スリーピーソルプラス)
入眠の約2時間前の使用で、質の高い睡眠をサポート。
脳波に近い微弱電流で、休息モードへ
CHAPTER 03
Part 3. 私に「なじむ」心地よい休息
しかし、なじむ感性を研究しているということは、もっとなじみたいという願いや思いが私の中にあるということです。私は知人友人が少なく、もっと交友関係を広げなきゃと思いつつも、ズルズルとここまで来てしまいました。私の思いがそのまま研究になっていると言えます。よって、人生(=私=“ひと”)と研究(=“もの”=“こと”)は密接に繋がっており、日常生活そのものが研究になっているという感じでしょうか。なので、マンガやアニメを楽しむことすら研究だと考えており、私自身ストレスを感じることは少ないです。妻から「お気楽ね」と言われるくらいです。ですが、平日は布団に入ると、ほんの数分で寝入ってしまうことが多いので、脳は疲れているのでしょう。逆に、週末の土日は脳が疲れていないためか、寝付きが悪くて寝た気がしないので、損した気分になります。
ですので最近は、週末の夜に寝付けない時、実際にSleepisolを使用してみて、この機器が私の睡眠習慣にどのように「なじんでいくのか」、私自身の体を通して体験し研究しています。
“ひと”は寝る前に、心のスイッチをオフにして休息モードに入りたいです。そこでSleepisolにスイッチのオンを受け渡します。つまり、Sleepisol(=”もの“)のスイッチをオンにして、代わりに“ひと”のスイッチをオフするという、“ひと”と“もの”との間におけるオンオフのやりとりによって、私たちは休息できるとも言えます。Sleepisolは私たちの代わりに働いてくれており、「ありがとう、Sleepisol、君のお陰で今日も安眠できるよ」、と脳内で声を掛けてもあげてもよいのではないでしょうか。
Interview Product
Sleepisol+(スリーピーソルプラス)
入眠の約2時間前の使用で、質の高い睡眠をサポート。
脳波に近い微弱電流で、休息モードへ
CHAPTER 04
Part 4. 「お母さんの子守歌」と共にある日常
最後に、脳波に関するお話しをします。脳波のイメージは、プールを取り囲んで子ども達が足をバタバタしているような状態です。起きているときは色々な子ども達が足をばたつかせているので、様々な種類の脳波が検出されますが、寝ているときは子どもの数が減って元気がなくなるので、ゆっくりした成分である徐波(θ波やδ波)が増えます。Sleepisolはこの徐波に近い微弱電流を発生させて脳を整えてくれます。いわば、Sleepisolは眠りをサポートしてくれるお母さんの子守歌です。そして、Sleepisolは“もの”ではありますが、その背後には“ひと(Lee CEO)”の優しさがあります。ユーミンの歌のように優しさに包まれながら、Sleepisolのある生活によって、すてきな毎日をお過ごしください。
眠りをサポートしてくれる「お母さんの子守歌」です。
Interview Product
Sleepisol+(スリーピーソルプラス)
入眠の約2時間前の使用で、質の高い睡眠をサポート。
脳波に近い微弱電流で、休息モードへ
Profile
吉田 宏昭
よしだ・ひろあき
国立大学法人 信州大学 繊維学部 感性工学課程 教授
日本唯一の「繊維」を冠する信州大学繊維学部にて、感性工学を専門に研究。"ひと"と"もの"との関係を工学的手法で評価し、寝具や衣服など日常生活で触れる"もの"の心地よさを科学的に解明している。
2026年、Leesol(リソル)のLee CEOとの出会いをきっかけに、Sleepisol(スリーピーソル)との共同研究を開始。脳波に働きかける微弱電流の有効性を、感性工学の観点から検証している。
Student Interview
絶えず頭を使い続ける20代へ。感性工学を学ぶ学生が体感した、Sleepisolという「脳の休息」
国立大学法人 信州大学 繊維学部 感性工学研究室 大学院生
伊藤 さん
ヘルスケアブランド「Sleepisol(スリーピーソル)」と共同研究を行う、信州大学 繊維学部 感性工学研究室。前回の吉田宏昭教授に続き、今回は研究室で学ぶ大学院生・伊藤さんにお話を伺った。学業や進路への思考が絶えず頭を巡る20代のリアルな睡眠課題、実際にSleepisolを使用して感じた変化、そして感性工学を学ぶ学生ならではの視点から見た機器の評価について語ってもらった。
CHAPTER 01
Part 1. 20代のリアルな睡眠課題と、Sleepisolがもたらした変化
この効果が気になって、周りの友人2人にも約3週間ずつ使ってもらったんです。一人の友人は業務が忙しすぎて睡眠時間そのものが不足しており、肉体的に極度に疲労している状態だったため、機器の効果を実感しにくいようでした。物理的な疲労や睡眠不足自体は、機器だけではどうしようもなかったんですね。
一方で、普段から色々と考え込んでしまい、寝付くまでに1時間かかっていたもう一人の友人は、Sleepisolを使ってから15分ほどで眠りにつけるようになったという驚きの変化を体験しました。ここで面白いのが、私がその2人の友人に機器を渡した時、「睡眠をサポートする機器だ」ということをあえて伝えなかったんです。機器を使ったからよく眠れるはずだ、という「プラセボ効果(思い込み)」を完全に排除したかったので。また、装着への心理的ハードルを下げるために美容機器として伝え、「フェイスパックと一緒に使ってみて」と勧めたのですが、それでも入眠時間が15分に短縮されたというフィードバックをもらいました。期待心理がなくても、Sleepisol本来の睡眠サポート効果がしっかりと証明されたわけです。次は、水泳を頑張っている友人にも勧めてみようと思っています。
感性工学を専攻する学生の目線から機器を評価すると、電気刺激に対する違和感や不自然さがない点が印象的でした。「あ、機器が作動しているな」と認識できる程度の刺激でありながら抵抗感はなく、とてもソフトな感覚なんです。ユーザーエクスペリエンス(UX)の側面から、非常に精密に調整された素晴らしい機器だと思います。
ちなみに、私が20代の知人12名を対象に新しいデバイスに対する抵抗感のアンケートを取ってみたところ、7名が好意的で、特に実家を離れて一人暮らしをしている20代ほど新しいものを受け入れるハードルが低かったです。最近は同世代の間で韓国製品を紹介するインフルエンサーも多く、韓国の美容・ヘルスケア機器に対する全般的なイメージが非常に良いので、Sleepisolも日本の20代に親しみをもって受け入れられると思います。
CHAPTER 02
Part 2. 感性工学を学ぶ私が、同世代にSleepisolを勧める理由
感性工学では、研究者自身が被験者として自らの感覚を評価する場面も少なくありません。そのため、客観的なデータだけでなく、自分自身が実際に感じた心地よさや快適さというような感覚にも目を向けながら研究を進めています。こうした経験を通して、目に見えず、数値でも表しきれない人の感覚や感情に価値があることを実感しています。
このような感性工学の観点からも、Sleepisolが目指す「目に見えない“整う感覚”に着目し休息につなげる」というコンセプトは、非常に魅力的でした。
教授が「日常の些細なことが研究に繋がる」とおっしゃっていましたが、私たちのような大学生や20代は、日常の中でも絶えず学業や研究、将来についての考えが頭の中を巡っています。脳のスイッチがなかなか切れない状態が続くので、結果的に睡眠の質の低下に繋がってしまうんですよね。ですから、私は普段から頭をよく使う同級生や、睡眠で悩んでいる友人にSleepisolを渡す時、このように勧めてあげたいです。
「絶えず頭を使い続けているあなたに、心から安らげる『脳の休息』へと導いてくれるデバイスだよ」と。
心から安らげる『脳の休息』へと導いてくれるデバイス。
Profile
伊藤 さん
国立大学法人 信州大学 繊維学部 感性工学研究室 大学院生
日本唯一の「繊維」を冠する信州大学繊維学部にて、感性工学を専攻。「人が心地いい、快適だと感じる製品」づくりを志し、心地よさやストレスといった目に見えない人の感覚を工学的手法で研究している。
研究室で行われているSleepisol(スリーピーソル)との共同研究に参加し、自らも被験者として機器を体験。20代ならではの視点から、その使用感と効果を検証している。
Interview Product
Sleepisol+(スリーピーソルプラス)
入眠の約2時間前の使用で、質の高い睡眠をサポート。
脳波に近い微弱電流で、休息モードへ